ProFileと漢字Talk環境の復活
10年ほど使用していなかったProFileを復活させます。このProFileは,1987年頃にMacWorks Plusの起動ドライブとして使っていたものです。
単体で電源を投入しますが,残念ながらハードディスクドライブがスピンアップする気配がありません。5,6回程電源のON/OFFを繰り返しましたが,起動する気配がありません。仕方がないので筐体を開けてみました。
左側2/3が電源とコントローラー,右に見えるのがSeagate製の5.25インチサイズの5MBドライブです。このドライブにはセルフチェック機能がついています。うまくスピンアップするとセルフチェックが始まります。その様子はこちらの動画で見ることができます。
ヘッドとディスクにダメージが生じるので,インターラプタを手で回してはいけないと書いてあります。スピンアップしない時は,このインターラプタにちょっと刺激を与えると動作を始めることを経験しています。今回も指で軽くインターラプタに触れてから電源を投入したところ,スピンアップしセルフチェックが始まりました。セルフチェック中はヘッドがシークする音に合わせて,ProFileのLEDが点滅します。セルフチェックが無事終了して,LEDが点灯に変わりました。(ご自分で試されるときには自己責任でお願いいたします)
ProFileをパラレルケーブルでLisaに接続し,X/ProFileのMacWorks Plusでマウントします。無事にマウントできました。
ProFileの中身をX/ProFileにコピーして,ProFileの環境を再現します。
再起動すると,無事に漢字Talk 2.0が起動してきました。MacWorks Plusは漢字Talk 6.0まで対応するようですが,Lisaはメモリが1MBしかないので,ちょっとダイエットした漢字Talk 2.0が精いっぱいというところでしょう。