PowerBook 520cのSSD化
PowerBook 520cには,QuantumのGo Drive 540MBを内蔵して使用していたのですが,経年による寿命でしょうか,スピンアップしなくなってしまいました。この時代のハードディスクのインターフェースはSCSIです。もはや新品のSCSIハードディスク(しかも2.5インチ)を入手することは極めて困難ですし,仮にオークションなどで入手できたとしても,やはり寿命が心配です。そこで内蔵ディスクをSSD化することにしました。
今回採用することにしたのは,アートミックスドットコムさんが販売されている,Stratos Technology製New CF PowerMonster IIです。
コンパクトフラッシュメモリカードを,PowerBook 520cの内蔵2.5インチSCSIインターフェースに変換してくれるすぐれものです。別売でBakMonolithという製品があり,CF PowerMonster IIを組み合わせると,D-SUB 25ピンのSCSIインターフェースに変換でき,外付けハードディスクの代わりに使用することもできます。PowerBookに接続できるCD-ROMドライブが手元にないときに代替品として使用できます。今回PowerBook 520c内蔵用,PowerBook 170内蔵用,外付け用にCF PowerMonster IIを3台,BakMonolith 1台を購入しました。CFカードは,PowerBook 520c用に4GBのもの,PowerBook 170用と外付け用にそれぞれ1GBのもの,合計3枚を購入しました。
CFカードのフォーマットは,SpartacusにBakMonolithを使って接続して行います。
フォーマットソフトは,Apple HDSC Setup 7.3.5(ResEditでパッチをあてたもの),FWB Hard Disk Toolkit 2.0,B'sCrew 2.0の3種類を準備してみました。FWB Hard Disk Toolkitはフォーマット中でフリーズしてしまいました。Apple HDSC Setupはフォーマット完了しましたが,ファイルの読み書きを行ったところフリーズしてしまいました。3種類の中で問題なく使用できたのはB'sCrewだけという結果になりました。B'sCrew,採用です。